« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

陽春の伯耆大山に遊ぶ

友あり陽春白雪の峯に遊ぶ、また楽しからずや、何か漢詩の世界みたいやね。

4月27日(金)~28日(土)に大山へと出掛けた。

当初の目的はMゾッチ君の雪上訓練を元谷周辺で行なうとして計画されたんです、その主人公は緊急の業務が発生して不参加になってしまい、結局は爺さん4名での山行となった。

Dscn6792 瑞々しい若葉、その先に聳える伯耆富士、ここ数日の気温上昇で雪は一気に消えたようです。

Dscn6754 ここは大山寺にある下山野営場です、ご覧のように駐車場はガラガラです、明日からのGWには車が溢れるだろうが、その頃には我々はもう帰路に着いている。

このキャンプ場には思い出がある、遥かな昔、登山を始めた十代の頃、年長の友人に連れられ何も知らず向かった冬山がこの大山だった、ここでテントを張ったのです、それも雪山に夏用テントですよ、その上、寝袋は米軍放出品、その寒かったこと、とても寝られたものじゃなかったですね。

山では強烈なラッセルを強いられ、吹雪でビニロン製のヤッケはバリバリに凍り付き、元谷上部で表層雪崩を食らって恐怖に震え上がり、雪山の厳しい洗礼を受けた大山。

Dscn6752 夏は有料との事ですが、この時期は無料と聞いています、成る程、炊事場の水道設備は水が出ませんでした。

テント場は板張りで快適そのもの、ファミリーのオートキャンプを考慮したキャンプ場となっています。

Dscn6755 テーブルも有るし、早速、ビアパーティーが始まりました。

「今日はアプローチ0分やから、食いもんやビールもタップリと積んできたぞ!」

Dscn6758 餃子、麻婆豆腐、焼ソバが続々と登場する。

「これからの食当はコッチャンやな、ご苦労さん、頂きまーす」

Dscn6759 05:15(テント発)

誰も居ない参道を大神山神社に向かいます。

「何度も登ったけどこの石段は堪えるなぁ、要するに巾が中途半端やねん、昔の人は足が長かったんかな?」

Scan キャンプ場から50分程度で元谷の砂防堰堤に到着しました、朝日に輝き始めた北壁を眺めながら。

「さて、雪の付いた登れそうなルートを決めようや」

「弥山沢も別山沢も落石で黒々してるなぁ、怖いね!」

Dscn6790_2 別山沢の喉付近は落石頻発で危険過ぎる、8号沢、7合尾根、7合沢(中央の緩い尾根が7合尾根で尾根を挟んで左が8号沢と右が7合沢)を経由して夏道に合流する事にしたのです。

Dscn6763 行者谷を7合尾根末端まで登ってみました。

7合沢は稜線まで雪が付いており問題なく登れます、スキー滑走のシュプールが残っていました。

Dscn6766 別山沢、8号沢の分岐付近です、あちこちで不気味な落石音が響いています。

Dscn6767 正面に見えるのが8号尾根の末端です。

「来たぞーッ、デッカイのが!」

頭大の落石が雪面を音も無くバウンドしながら飛んできます。

「あんなのが当ったらタダでは済まんね」

P4280046001 「8号沢も危ないなぁ、やっぱりこの時期の沢筋は無理やったね」

「尾根を越えて7合沢へ行こうや」

各自が好きなように雪面を拾ってトラバースして行きます。

P4280055001 7合沢上部に抜けました、暑いの何の!強烈な照り返しで汗が噴出します。

P4280060001_2 7合尾根とのコンタクトラインに沿って高度を上げます。

Dscn6771 グスグスに腐って苦労するかと思っていましたが、雪は予想に反して締まっており、アイゼンがガッチリと利いて快適な登高が続きました。

Dscn6775 「この沢は雪が安定した時期に来たらスキーは楽しめるし雪上訓練も出来る良い所やね」

Dscn6780 コッチャンは本日も快調です、雪が大好き雪の申し子だと云うだけの事はある、彼の雪上技術は衰えを見せず往年の姿そのままだ。

「これからは雪の精コッチャンと呼ぼうや」

P4280066001 「オーイ、Kちゃん、こっち向けや、たまには写真を撮ったるからポースせーよ!」

「こんな所で画になるんかいな? これでどうですか」

Dscn6782 多くの登山者が行き交う7合目付近の夏道に合流しました。

P4280084 ここからはエッチラオッチラと夏道を大勢の登山者に混じって頂上へと向かいます。

Dscn6788 木道を歩くようになれば頂上は近い、それにしても今日は雲一つ無い快晴の大山です、晴れ男は誰なんや?と云う事になったんですが、果たして・・・・誰?

Dscn6787 この景色は凄いね、積雪期の冬春しか知りませんが、こんなに見渡せた事は記憶にありません、数週間前の夕刊一面に屋根に雪を乗せた小屋の写真が載っていましたが雪は消えて今はこのような姿です。

Dscn6785 頂上石碑で記念撮影、S代表は初めての大山ですね。

ここで早目の昼飯にしました、04:00起きして朝飯やから腹も減るよね。 (S代表には私のカスリ傷を応急処置して頂き有難う御座いました)

Dscn6786 三角点はこの先に見える弥山(1709.4m)最高点は剣ヶ峰(1729m)だ。

雪の付いた縦走路は何度か通ったが無雪期を見るのは初めてです。

「ボロボロやね、その内に崩壊して無くなるで、大山そのものが!」

P4280086 下山ルートは6合避難小屋下から斜面を一気に元谷へ駆け下ります。

「コッチャン、尻セードして濡れへんのかいな?」

「俺のはゴアテックスや! 濡れるかいな」

勿体ないですなァ、破れたらどうするんやろね、リッチマンや。

Dscn6789_3 今日も楽しい一日を有難う御座いました、仲間達に感謝します、間も無く消え去る雪を惜しむように戯れ時間を忘れた。

それにしても、

「大山さん、どうして私には厳しく当るんですか?」

今回も痛い目に遭った、大山は私の体に忘れ得ぬ思い出を又一つ刻み付けてくれましたわ。

手作りクトーは一発で合格点や!(鉢伏山)

コッチャン苦心の作であるクトー(スキーアイゼン)が完成した。

ホームセンターで見つけた材料の4cm巾アルミプレートを加工した秀作です、製作費は1,000円程度と格安なんです。

Dscn6723 さっそく残雪のハチ北高原でテストする事に、果たしてその効果の程とは?

Dscn6734001 ご覧の通り、ヒルウォーカーをセットしても確実に雪面を捉えており、結構な急斜面もグングン登って行きます。

「テスト一発で合格点やわ、爪の長さもピタリですなぁ、良い感じや!」

「そう云えばシールもトッチャンから貰った切れ端を継ぎ足してグリップ力もアップしてるしね」

Dscn6740 山頂から見下ろしたハチ北高原です、4月15日(日)で今シーズンの営業は終えています、それを承知でやって来ました。

「今年はホンマに雪が多いなぁ、ちくさ高原もそうやし、俺達は営業の終わったスキー場が好きなんかな?」

P4190022_2 野間ゲレンデの駐車場で板にシールを貼って出発準備、眩しい春の日差しが降り注いでおります。

Dscn6712 さすがに誰も居りません、今日も楽しい貸切スキー場です。

ハチ北高原を訪れたのは何年振り、否、何十年振りなんだろう、記憶の彼方、遠い昔のことだ。

Dscn6715 何本かゲレンデを横切っている林道はシーズン終了とともに除雪がされています、やれやれ、こんなブロックを乗り越えて行かなければなりません。

「タダで遊ばせて貰うんやからね、これ位は我慢せんとね」

Dscn6714 所々に地肌が顔を出してはいますが、まだまだ十分に滑走可能な状況です。

見上げる鉢伏山頂まで雪上を登って行けそうだ。

Dscn6717 まだこんなに雪が残っているんです、ここでは作業道の除雪とリフトの取り外し作業が急ピッチで進められておりました。Dscn6720 今日の天気は午前中は晴れ、午後から曇り出して崩れてくる予報です、とにかく雪面の照り返しが暑い、日陰を探して休憩しましょうや。

「よっしゃ、今日の昼はレストハウスで一番高いもんをご馳走するわ!」

開店している訳が無い、万が一、開いていたらどんな顔する?

Dscn6726 テレマークスキーで登るK君です、クトーを装着していないし、シールだけでは急斜面の腐り雪に苦戦するよね。

Dscn6729 この斜面は帰りが楽しみですと、皆さんは簡単におっしゃる。

「俺は・・・? 滑れるかどうか、ホンマに自信が無いねんわ!どうしよう?」

Dscn6732 この広い斜面に居るのは我々だけ、考えてみれば贅沢且つ優雅なる遊びですね。

背景の山は瀞川山(1039.2m)です。

Dscn6733 鉢伏山山頂が近くなってきました。

「Kちゃん、快調に駆け上がってるけど腰痛なんやろが?」

「不思議とブッ飛ばしてる方が楽やねんわ、変やろ?」

麓の駐車場から休憩を入れて2時間半程で登ってきました。

Dscn6737 リフトの山頂駅は板敷きのリビングですね、靴も脱いでリラックスしております。

天気は予報通りの曇り空となってきて、暑くも寒くもなく実に気持ちの良い昼飯タイムとなりました。

Dscn6743 鉢伏山山頂(1221m)での記念写真です。

「エエ歳した爺さんが何してるん、やる事が子供並みやね」

Dscn6742鉢伏山側から眺める氷ノ山です、これが4月下旬かと思える程の雪がビッシリと付いております。

気が付けば空には一面に黒い雲、天気の崩れは思ったより早くなりそうだ、急いで滑走の用意をした。

スキー滑走中の写真はありません、本音を言うとシャッターを押す余裕が無かったのです、何度も転倒し起き上がり、もうフラフラです、皆の失笑と同情を一身に集めておりました。 トホホ・・・情けない。

俺だけや無い! トッチャンなんか、ド派手に転倒して、麓に着いたらポケットの携帯が・・・無い! どうやら雪の中にポイしてきたらしい。

おそらくは見つかっても融雪冠水で使用不能だろう。

「お前、雪の中で100円玉を見つけてラッキーと迄は良かった、それで携帯電話を無くして、差し引きしたら何ぼの損やねんな?」

「お気の毒様でした」 と言ってる間に雨となりました。

雪彦山クライミング合宿へオジャマ虫する

4月14日(土)~15日(日)雪彦山に於いてクライミング合宿が行なわれた。

Dscn6706 S代表、トッチャン、古ちゃん、K君夫妻、Mゾッチ君が土曜日から入山して三峰、地蔵右カンテを登攀、同夜は東屋横に幕営して翌日は地蔵東稜を登るらしい。

私とコッチャンは故障者リスト入りした身ですからクライミングメンバーへの参加は許されません。

登りたいのは山々なれど、今は我慢我慢の時、ここで無理をすればメンバーに迷惑を掛けてしまうだろう。

Dscn6684 「コッチャン、日曜日の朝から雪彦山へ彼等の様子見がてらリハビリ登山しよか?」

早朝に家を出てAM08:10頃には賀野神社へ到着していました。

Dscn6685 林道から双眼鏡を手に様子を窺がっております。

「三峰に姿は見えんなぁ、居った、居った、東稜の2ピッチ目辺りに見えるわ

「昨日の内に三峰と右カンテは登ったとメールが来たし、今日は東稜で遊んでるんやね」

Dscn6686 裏登山道からコールを送ってみましたら、返事が返ってきました、声の方向は東稜からです。

「やっぱりなぁ、3人パーティーで2組や、今日は全員で東稜ですわ」

「それではリハビリ組は大急ぎで周回して合流するとしましょうか」

Scan_2 「今日はお手軽なリハビリ楽々コースを考えましたけど、これでどうですか?」

Dscn6688 「これやったら彼等が登攀終了する頃に地蔵の頭で合流出来るやろなぁ、OKや!」

ルートは虹ヶ滝~鉾立山~雪彦山三角点~地蔵岳~虹ヶ滝です。

Dscn6690 虹ヶ滝から沢に沿って上流へと向かいます、綺麗な滑が有ります。

P4150019 膨大な量の倒木が谷を埋めていますが登路部分だけ障害が取り除かれており歩くのに支障なし、整備作業には感謝、ご苦労様です。

Dscn6692 倒木の発生源はこの斜面です、表土が完全に剥げ落ちて、岩盤が露わとなっておりました。

「表土層が薄いなぁ、これでは保水力が無いね、豪雨を食らったら崩れるわな」

斜面を眺め二人で納得しておりました。

Dscn6693 これを登り切れば峰山への縦走路に出ます、リハビリコンビが労わり合って登っております。

Dscn6696 稜線から見下ろせば不行も地蔵も尾根の末端でしかありません。

明神山が良い形で聳えています。

Dscn6704 鉾立山(942M)の山頂からは北面の山々が一望出来ます。

Dscn6702 氷ノ山だけは4月に入った今もご覧の様に真っ白な雪を被っておりました。

「まだまだ雪遊び出来るぞ、ハチ北へ行くんやろ? 俺も連れて行ってーな!」

Dscn6705 雪彦山三角点(915.2M)で休憩しているとメールが入った、クライミング組は登攀を終了して地蔵の頭に居るそうだ。

「コッチャン、もう登攀終了したらしいで、早よ戻ろうや」

コンロを出しかけていたのですが、急いで片付けました。

16 ひたすら今日に備え練習を積んできたMゾッチ君、雪彦山のデビュー戦を完登で飾った!

18 最近のS代表は意欲満々、気迫溢れるクライミングを見せております。

(K君のレポート)

14日は地蔵正面右カンテ、三峰東稜、15日は地蔵東稜ノーマル(最終ピッチは地蔵正面側フェース)数十年ぶりの右カンテは全体にかぶり気味の逆層で予想以上に腕力、握力も要し難しかった印象です(特に出だしの直上5mほど)。東稜の最終ピッチは大きなホールド、スタンスがあり最上部の1箇所を除き、厳しくも楽しい印象でした。

P1010981 見上げる地蔵正面右カンテです。

P 1P目の終了点近くです。

Ph 2P目をリードするK君、頑張って練習した効果がバッチリと表れております。

P_2 3P目の登攀、厳しくもあり、楽しくもあり、それがクライミング。

P_3 終了点は近い、快適な登攀にクライマースハイとなる瞬間。

P1020002 「こら!ケツ掻くな、近すぎる、オカマ掘るなよ!」

P_4 東稜の最終ピッチを右フェースに出て気持良さそうに登る古ちゃんです。

きっと言ったでしょう、

「最高や!最高や!」とね。

25 「もう疲れましたわ、満足しましたから、今日は早目に切り上げます」

コッチャンと私は大急ぎで鎖場を下降して地蔵岳の肩で皆と合流しました。

2日間の合宿を終えた彼等の表情は自信と満足感に溢れ、一段と往年の逞しさを取り戻しているように思えましたね。

「どうや、Mゾッチ君!クラブ雲峰って良い山岳会やろ?」

「ハイ、入会して良かったですわ!」

「Kちゃんに面と向かって聞かれたら、そら、悪るいとは言えんやろが!」

平成24年度クラブ雲峰定期総会

昨日は県民体育大会でした、そして今日はクラブ定期総会と連日の神戸登山研修所通いです。

今日の研修所当直だったKさんは県民体育大会ボルダリング競技の行なわれるグラビティリサーチに出向いています、急遽、私が交代で研修所の当直勤務となりました。

Dscn6680 当初は2Fの中会議室で総会を開く予定でした、しかし私が研修所当直となりましたので事務所を使い、管理業務をしながら議事を進める事にしたのです。

出席者は都合が悪く欠席したメンバーを除く過半数の15名が集まった。

P4080003 総会は13:00からとしていますが、Sさん、トッチャン、Mゾッチ君は朝早くからやって来ました。

「Kちゃん、昼までサル山とピラミッドを使うで」

「毎度のご利用を有難う御座います、料金はキッチリと頂戴致します」

P4080005 Mゾッチ君は初めて触る人工壁です、ここの歴史などを説明しながら3人で練習しておりました。

P4080004  昨日のリード競技が行なわれたピラミッドウォールも登っています。

P4080003_2 「オーイ、もう昼やぞ!総会の準備や買出しもせんならんし、もう上がっておいで!」

今日は絶好の花見日和ですし、阪急電車/朝日新聞主催のハイキングが行なわれるとかで大勢の参加者が集まり研修所前は人々で溢れています、そして何人もの方々が研修所を訪れて来られます、対応していると電話が鳴るし、

「岳連が懐かしくて寄ってみたんやが・・・ んん?」

「うんッ? あれッ、ひょっとしたらKちゃんか?」

「そう云うお主は○○君やな? 生きとったか、懐かしいのう」

昔のクライマー仲間が訪ねて来たり、結構な忙しさです。

P4080009 クラブ雲峰総会は無事に、それでもかなり激しいディベイトも、これもクラブの方向性を考えての事ですからね、

「皆の血はまだまだ熱いねぇ、若いわぁ~」

「よしゃーっ、今からが花見の宴会やでぇ」

P4080011 何でも笛や楽器にしてしまう名人、「マエストロ足立」大先生が箒を笛にして見事なる演奏を披露しています。

P4080012 私や文ちゃんからすればマエストロ足立君はケーナの大師匠です、足立君のチャランゴと文ちゃんのケーナでコラボが始まりました、久し振りに聞くフォルクローレでした。

P4080014 札幌のK先輩から送られてきている山岳関連の蔵書を配布しました、各自が欲しい本を選んでいます。

こうして平成24年度総会も終りました、今年も計画がビッシリと並んでいます、クラブ員が自ら立案し自分のスタイルに合った山に向かって行く、この自由な気風と、その裏返しでもあるクラブ雲峰会員としての義務遂行、自己責任の重さをシッカリと自覚しましょう!

「SAFETY & ACTIVETY」 これやで!

これがスポーツクライミング競技だ!(神戸登山研修所)

Scan 4月7日~8日の2日間をかけ兵庫県民体育大会(国体選手選考会)が開催されました。

現在の山岳競技は以前とは競技内容が一変し、フリークライミングで勝敗を競います、我々の時代は山野に設定されたコースを荷物を背負って駆け登っての競争でした、テント設営技術や登山の基本技術も採点されていました。

過去にはクラブ雲峰から4回だったかな?県代表として国体に選手、監督を送り出しています。

P4070004_2 大会第1日目のリードクライミングが行なわれる神戸登山研修所は王子公園内にあります、ここは神戸を代表する桜の名所でもあるのです。

朝から青谷川を渡る風は冷たく、花冷えの一日となりました、それでも三々五々、見頃の桜を求めて多くの市民が訪れています。

P4070005_2 競技を行なう高さ13mのクライミングウォールです(通称ピラミッドウォール)、ワールドカップ神戸大会で使用されたウォールがここに移設され、各種大会に使われています。

Dscn6662_2 競技は至ってシンプル、規定時間内に設定されたルートを登ることで競うのです。

競技関係者でもあるルートセッターの手によってコースがセッティングされました。

Dscn6663_2 参加選手達には今日のルートに関する情報は一切与えられていません、他のクライマーの競技も見学出来ません、待機場所で本番を待つのです。

但し、選手達にはルート設定が終わったウォールを数分間だけ見ることが許されます、オブザベーション(観察)と言われている与えられた数分間でクライマー達は登攀ルートを読み、壁をいかに攻略するかと戦略を練るのです。

オンサイト(初見)でトライ!  一発勝負の明解な競技なのです。

 

Dscn6673 赤いガムテープでマーキングされた部分のみ触れることが出来ます、壁にセットされたクイックドロー(ヌンチャク)にザイルをクリッピングしながら終了点を目指すのだ。

Dscn6670_2 「ガンバ、ガンバ!」

声援がクライマーを励ましています、3点支持どころか時には1点でブラ下る事もある、いや、次のホールドにジャンプだ!

Dscn6669 「ホォー、恐っそろしい事するんやねぇ、まるでサーカスやわ!」

花見客でもあるギャラリーから感嘆の声が上がります。

P4070032001 力尽きれば空中遊泳となります。

P4070021公認資格を持ったビレイヤー(確保者)が下から完璧なビレイしていますので落ちてもザイルが切れない?限りは大丈夫です。

Dscn6676_2 「わぁ、落ちた~!惜しかったなぁ、後少しで完登やったのに~」

クライミングが見ても楽しめる競技となっています、一部のクライマーがヨセミテから持ち込んだフリークライミングの世界だ、それが今やここまで進化しているのです。

我々のような古いタイプの山屋からすれば、過日、初めてクライミングボードに触れた時に感じた違和感は何だったのでしょうか、それを思うと時代の流れを嫌でも感じざるを得ません。

P4070038 スポーツクライミングとして定着した現在、女性クライマーの台頭も目覚ましいものがあります。

難度(グレード)の高い5.14を登るお姐ちゃんも居るのだ。

P4070040 反り返った壁を登る為には、並々ならぬトレーニングが日々欠かせません。

彼、彼女達はズバ抜けた身体能力とメンタル部分でも強いハートを持つ、まさに鍛え抜かれた完璧なるアスリート達なのです。

日々のトレーニングを行なう施設は兵庫県山岳連盟と神戸登山研修所のご案内              

                 ↑(ここをクリック)

ご興味を持たれたならご覧下さい、そして一度は神戸登山研修所を訪れて下さい。

低料金で利用出来て、ダイエットや美容に効果があるとも言われるので女性達が気軽に楽しんでいます、また少年少女達も練習しています、この中からは郷土の期待を背負った国体選手や未来のワールドチャンピオンが輩出されて行くでしょう、楽しみですね。

Dscn6678 今日は友人達が登山研修所横で花見の宴会を開いていました。

「Kちゃん、ご苦労さんやな、大会が終わったら2次会においでよ」

連絡が入ってきた、三ノ宮の往き付けのBARで飲んでいるそうです。

会場の後片付けを終えて、急ぎ三ノ宮へ、

「寒かったわ~!マスター、ゴードンのジントニックを頼むわ」

暖炉の暖かさと腹に染みるジンの刺激、バックに流れるJAZZの心地よい調べ、いつしか疲れも癒えてグラスを重ねていました。

「おっと、明日も忙しいんやった! 帰ろっと!」

えっ、これってリハビリなん?

腰を痛めて大人しく?している私にコッチャンが、

「Kちゃん、リハビリがてらに近くを散歩させたるから出ておいで」

優しいお言葉です、友とは実に有り難いものですなぁ。

Dscn6641 須磨の横尾山北面でした、ここはコッチャンの散歩コースらしい、成程、これなら丁度良いと喜んで尻について行きました。

Dscn6642 「今日はこんな良い道を歩くんやね、有難う、良いリハビリです!」

Dscn6643 「違う、違う、道はこっちや!」

「ええッ、こ、これですか!」

横尾山山頂に一直線に突き上げる尾根道です。

「これって道ですか?こんなルートが有ったんやね、知らんかったわぁ」

Dscn6645 ザレた岩尾根が続いています、これがコッチャンの散歩道だそうです。

Dscn6646 横尾団地から鷹取山がこの方向に見える景色の良い尾根道だなと思ったのも束の間でした。

P4050004_2 ベッタリと虎ロープが張り巡らされた厳しい直登ルートでした。

「これが君の散歩道なん? ホンマにコッチャンは優しい人やね!」 

Dscn6651 これって俺のリハビリに成ってるんでしょうか?

「このアンカーは大丈夫か? 俺の体重で崩れるぞ!」

来た以上は登るしかありません、

「これが散歩かいな、コッチャン頼むで!」

Dscn6655 「頑張れよ、そこが横尾山やからな」

「無茶させよるなぁ、オーイ、俺は怪我人やねんぞ!」

Dscn6658 須磨アルプスを最低コルまで下り、須磨名水の森に向かいます。

P4050027 須磨名水の森からは谷筋を外して栂尾山へ急な尾根道を登りました。

鉢伏山まで行こうと階段上部に出たところでトッチャンからメールが入りました。

「お前、今日は無茶してないやろな? 今、どこやねん?」

「今は須磨でビール飲んで花見しながらユックリと散歩してるねん・・・」

心配してくれるトッチャンに返信しました。

「アカン、アイツ信用してない!俺家に見舞いがてら様子見に来ると言ってるわぁ」

大急ぎで帰る事にしました。

仲間には心配掛けて申し訳ないと思っています、自分の不注意でギックリ腰になったんですから、自業自得です。

早く治して戦列に復帰するよう頑張ります。

「ホンマに皆さん、すみませんでした!」

この度は友人各位に対し多大なるご迷惑をお掛け致しました事、反省し、衷心より深くお詫び申し上げる次第でございます、以後かかる不手際の再び無き様、鋭意努力致す所存で御座いますれば、今後とも倍旧なるご配慮賜ります様、お願い申し上げます。

「これで、もう許してくれや!頼むわ!」

春の嵐

日曜日は堡塁岩でクライミングに汗を流し、それだけの成果が上がったぞと、嬉しいメールが入ってきました。

Mゾッチ君もトッチャン、マアちゃんの指導よろしく、かなりのレベルアップを果たしているそうです。

残念ながら私は当分の間、戦線離脱です、腰痛が酷くてクライミングどころではありません、散歩程度が精一杯って感じです。

それにしても今日は凄い嵐でしたね、午後からは前線の通過で大荒れになるだろうと、午前中に仕事を終え自宅に戻ろうと車を走らせていたのですが、凄い風で車は左右に振られます(後で聞いたら、その頃の瞬間最大風速は30mを越えてたそうです)真ともに横風を喰らったら横転するね。

P4080007 普段は穏やかな瀬戸内の海(播磨灘)です。

P4030003 自宅に辿り着いた頃には辺りは暗くなり、雲の流れも速く、雷鳴が轟き、やがて猛烈な風雨となりました、バケツをひっくり返したような この形容がピッタリだ、神戸市内では短時間の降水量新記録!ベランダの窓越しに眺める海は台風並み、否、それ以上の大荒れです。

P4080008 春の海のたりのたりかな」って感じでしょ、でも今日は牙を剥いています。

P4030008 テトラポットに砕け散る波浪は迫力があります、我が家のベランダにまで浪飛沫が飛んできます。

「窓は潮でベトベトになるわ! 嵐の後は窓拭きが大変や」

P4030007 これだけ大荒れになったんですから、磯に着いたワカメも根が切れたでしょう。

明日にでも波浪が静まった海岸に出掛けてワカメ拾いでもしましょうか。

この近辺ではミミチと呼ぶワカメの茎を拾って佃煮にすると美味しいんですよ。

Dscn66394月4日夜の神戸登山研修所の桜です。

4月8日(日曜日)は 13:00から神戸登山研修所にて、 クラブ雲峰総会です、必ず、ご出席下さいね、総会は早々に切り上げ、見頃の桜を肴に花見の宴を開き楽しみましょう。

どうぞ、宜しくお願いします。

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

フォト

新しいブログ

無料ブログはココログ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック