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裏山歩きは夏の気配(イヤガ谷東尾根)

6月の頭に古チャンと明神岳を予定しています、梅雨入りも近く、今は天気の状況を睨んで日程を決める段階なのです。

荷物重量は制限し、ツェルトで行く事にしました、ポールは古いダンロップテント用を切って流用する、ザイルは 9㎜x50m にしました、登攀具も最小限に、食料も好みで各自が用意するんです。

残雪もありアイゼンを履く、重登山靴で長時間の行動となる、普段は5.10のアプローチシューズですから、重登山靴に慣れておく必要がある、先日の芦屋川に続いて、今日はコッチャンと二人で所帯道具を背にして向かったのは妙号岩です。

P5270001 車は烏原浄水場に置いて神鉄鵯越駅方向に向かいます。

イヤガ谷東尾根から妙号岩奥ノ壁に出ようとコッチャンの提案です。

今日は25度を越える夏日となるとの予報。

これからの裏山歩きトレーニングは暑さとの闘いやね」

P5270002 新緑の木陰は気持ち良いですね、それにしても、この時期は毛虫が多いので閉口します。

この毛虫は何の幼虫であるのか、蛾と蝶の基本的な違いは何か、虫刺されにはステロイド軟膏が有効であるが長期使用は皮膚に後遺症が出るとか、凄くサイエンスチックな話題をしながら歩いてます。

「毛虫だらけや!コラッ、目の前にブラブラと鬱陶しい奴め!」

P5270003 鉄塔が見えると、登り傾斜が増してきます、木の間から指す陽射しも強くなった。

P5270005 君影町に抜ける手前から右に折れ妙号岩への道に入る。

P5270006 南面には石井ダム、神戸市街地が望めます。

P5270007 北面に見える露岩を君影ロックガーデンと云うんだそうです。

「何とも貧相なロックガーデンや!名前負けやぞ」

P5270008 居ました!Mァちゃん、Sさん、トッチャン、Kくんです、中ノ壁左ハングルートを登っています。

「ホォー、厳しいルートやなァ」

中ノ壁基部の木陰で昼飯を食い、雑談に時を忘れました。

P5270011 明神で使うツェルトや装備をチェックして、

「クソ暑いから、俺達はもう帰るわ」

コッチャンと私は石井ダムを下って車を置いた浄水場に戻る事にします。

コールが聞こえ振り向けば前ノ壁テラスに集まって手を振っておりました。

きっと彼等の事です、日が西に傾くまで登るのでしょう。

「ホンマにアイツ等は岩の虫やで!成長して蝶に成って華麗に舞うか?」

「いや、精々が蛾やろなァ・・・」

久し振りの芦屋ロックガーデン

雪の季節も終わりスキーも暫くはお蔵入りとなりました。

6月の登山予定には雪と岩のミックスルートを登る計画が数本あります、そういえば最近はアイゼン(近頃はクランポンと呼ぶ)付けて登っていません、練習の必要ありです。

100_0966 古ちゃん、トッチャンと私の3人で久し振りに芦屋ロックガーデンに出掛けた。

100_0967 地獄谷を通りA懸へと谷筋を登ります。

今日の気温は高いとの予報ですが谷は涼しい風が吹き抜けておりました。

「アイゼン付けて歩く?」

「爪がチビるからA懸まで履きませんよ、勿体ない!」

A懸に到着して装備を付けていると大勢の登山者がやって来ました、どう見ても我々と同年齢か上の感じです、ガイド講師の指導で初歩のクライミングを学ぶようです。

ガイドと話し、我々は一本だけ登ってA懸を譲ることにしました。

「ははァ、芦屋川から住宅街をハーネス付けてガチャガチャをぶら下げて歩いていた、あの団体さんやわ!」

万物相で軽い行動食を摂り、高座谷へと下ります。

100_0969 次はキャッスルウォールを登ります、普段は空身でクライミングシューズの登攀ですが今日は背にズッシリとザック、足元は重登山靴にアイゼンです。

「うーん、感覚を取り戻すまで苦労するわ、難しいぞ」

100_0970 キリキリガリガリと岩を嚙む音が響きます。

「Kちゃんは体重が重いから音も大きいんよ、軽量級のトッチャンを見てごらんよ、静かなもんや!」

「ほっといてくれ!何も好き好んで太った訳やないわい!与えられる餌を食っただけや!」

100_0973 キャッスルを終えてブラックフェースにやって来ました。

「まだ登るんかいな!君達ホンマに好きやなァ」

「痛い、痛い!フクラハギが攣ったァ!」

100_0974 トッチャン曰く、

「バッチリや、昔の感覚が戻ったぞ、これで完璧や、どこでも登ったる!」

100_0977 それにしても嬉しそうに遊んでますね、今日も暑い中、6時間程を大した休憩もとらず、歩いて登っての繰り返しです。

「古ちゃん、高座谷で綺麗に汗を拭いて帰らんと、帰宅ラッシュの電車で鼻をつまんで追い出されるでぇ!」

金環日食を撮ったぞ!

5月21日(月)07:20です、今日は燃えるゴミ出しと古紙回収の日です、これは奥様から命じられた私の仕事?です。

寝ぼけ眼でゴミ袋をぶらさげて外に出ました、そうすると数人の方が東の空を眺めていました。

「そうや!今日は金環日食があるんや!もうその時間やぞ」

急いでカメラを取りに戻った。

P5210033 雲の切れ間から太陽が時折り顔を出す微妙な空模様です。

「これは悪女の誘惑やなァ、薄絹を纏い、見えそうで見えないチラリズム!」

P5210028 「ワーッ、見え出した!」

右上方から欠け始めている。

P5210029 薄雲が天然のフィルターとなって鮮明にリングが浮かび上がってきました。

P5210048 我、幼少の砌に皆既日食を見たような記憶あり、これが生涯で最後の出会いとなろう天体ショーの始まりです。

P5210046 そして綺麗な金環日食が!

「オオッ、感動的な瞬間や!」

山で何度か出会ったブロッケンも然り、大自然が見せるドラマは人類の英知を遥かに超えて出現し、荘厳にして感動と畏怖の念さえをも我々に与えるのです。

「オーイ、出て来てごらん、綺麗な金環日食が見えてるぞ!」

「私はテレビで見てるからエエよ!」 やて・・・

「そやからお前には登山家の持つ繊細且つ豊かなる感性を理解する事が出来んのじゃ!」

初めての古法華

今日は夏本番を思わす暑い一日でした、古法華に行こうとメールが入っていたので仕事を早く切り上げて出掛けた。

P5190008_2 お昼頃に到着すると居ましたね、メンバーはご覧の面々です、強い日差しを避けて木陰で昼飯を食っていました、何本か登った後の休憩だそうです。

P5190003 古法華に初見参のMゾッチ君です、師匠を超えるクライミングを見せてくれるでしょうか? 気合いが入っております。

P5190005 厳しいクラックを良い感じで登ってしまいました。

「Mゾッチ君!凄いなァ、厳しい練習の甲斐があったやんか」

暑い時に長居は無用です、本日の早目は切り上げて帰路に付きました。

「急いで帰ろ、今日は神戸登山研修所の夜間当直の日や」

火の用心!

夕食のテーブルに付いていました、外が騒がしいのです、けたたましいサイレンの音が鳴り響いています。

P5170010 ベランダに出た娘が、

「お父さん、火事や!海岸べりやわ!」

急いで飲みかけのビールグラスを置きました。

P5170020 真っ赤な火の手が上がっています、少し離れている我が家のベランダにまで黒い燃え滓が飛んできました。

P5170022 消防隊の迅速な消火活動でどうやら鎮火した様子です、白煙に変わりました。

「鎮まって良かった、今夜は強風の予報が出てたからなぁ」

山でもコンロの爆発でテントが燃えて火傷を負った事故を目撃した事があります。

山でも下界でも火の取り扱いには十分な注意が必要ですね。

翌朝の新聞記事では漁具倉庫が燃えたと伝えています、人的被害は無かったとの事、不幸中の幸いです。

立山圏谷でスキーを楽しもう!

このGWは天気が安定せず、思うような成果を上げる事が出来なかったとあちこちの山屋からボヤキが聞こえてきます。

我が仲間達も連休中は仕事や家事と忙しく登山計画は出ていません。

皆さん近場のクライミングエリアで黙々とトレーニングに励んでいるようでした。

Img1

立山エリアでスキーをしようと話が持ち上がっているのは知っていました。

「Kちゃんには直接行こうと誘ったらアカンぞ、最近、色々あって落ち込んでるから、黙って見ててごらん、きっと俺も連れて行け!と自分から言って来るから!」

と、云うことで完全に私の性格を読まれておりました。

「オーイ、俺も連れて行かんかい!」

Cacbqbic 5月12日(土)14:45発のガラ空きの立山ケーブルカーに乗り込みました、メンバーはトッチャン、コッチャン、K君と私の4名です。

Cafxd2ch 美女平から室堂に向かう高原バスもこの時間帯では空席があります、久し振りに見る雪の大谷です、現在の高さは15mだと言っていました。

Canjo6a6 室堂ターミナルからベースとする雷鳥沢キャンプ指定地へと重荷を背に向かいます。

時刻は16:00を回り室堂の気温は-7度、この時期としては冷え込みが厳しいね。

薄っすらとガスり、小雪が舞ってきました、この寒さにアルペンルートを辿ってきた観光客は震えています。

0061 夕暮れの迫る中、新雪を掘り、テントの設営を急ぎます。

陽が沈むとともに気温はグングン下がり、テントにぶら下げた温度計は-10度を指しております。

「身に応える寒さやなぁ、下界との温度差が凄いでぇ!こら体に悪いわ」

011 ギンギンに冷え込んだ夜が明けると、5月13日(日)は抜けるような青空が広がっておりました。

「今回も晴れ男が揃ったんやわ!」

雪はガチガチに凍り付いていますので、陽が当たり雪面が少し緩むまで待つことにしました。

013 今日の予定は一ノ越から田圃平への滑降です、後方の山は浄土山(2831m)その左側が一ノ越だ。

「恐ろしい位の青空やぞ、さぁ、雪も緩んでコンディション上々や、行くでぇ!」

Cageqcmc2 奥大日岳(2605.9m)が低くなってきた、風は心地良いが強烈な陽射しがジリジリと肌を焼く。

「美容に悪いぞ、シミになったらどうしよう?」

Caay04q62 暑い、暑い!頻繁に休憩を摂りながら登って行こう。

傾斜が増してもシールとクトーがシッカリと雪面を捉えています。

Caixutve1 黒部を挟んだ後立山連峰を望みながらノンビリと休憩する。

お目当ての田圃平へはブッシュが顔を出してルートが切れている。

「これは駄目やね、諦めて一ノ越から雷鳥沢まで一気に滑ろうや!」

035 長い斜滑降から豪快に谷へ振り込んでアッサリとベースに戻ってしまった。

041 「物足らんな、もう一本行こうや!新雪にシュプールを描こう!」

元気一発!気合を入れて圏谷を登って行きます。

042 登り1時間以上で下りは1分です、テント場まで一気に下るのは勿体ない。

038 今日は暖かくなったのでシュラフも干し、雪のテーブルで食事としよう、それにしても新雪の下はカチカチに凍て付きスコップも雪ノコの歯も入らない程の硬さだ。

044 今夜は昨夜ほどの冷え込みは無さそうだ。

「さて、今夜も鼾の大合唱を聞かされるのか、あーぁ」

048 5月14日(月)は下山日、今日の天候は下り坂ですが半日は陽射しもあり、何とか持ちそうです。

「よし!帰りがけの駄賃に浄土山を一本滑って帰るとしましょう」

049 雷鳥沢への物資輸送路に沿って室堂に向かいます、チョット遠回りですが適度な登りが続いて楽勝です。(雪上車が通りますからご注意を)

0531 「凄い景色や!コッチャン大雪原を行く!」

Ca30k0dv 「わォー、この浄土山を滑るんや!」

これが今シーズン最後の1本となります。

064_2大汝山(3015m) 雄山(2991.5m)をバックにして素晴らしいロケーションで滑るコッチャンとトッチャンです。

061ここも登りで一汗掻いて下りは1分でした。

本当に落ち込んでいた私を仲間に入れてくれた事に感謝、感謝です、有難う御座いました。

これで又、新たな元気が湧いてきました。

Cadj0544 今回も立山山麓スキー場にある グランドサンピア立山 の温泉に浸って疲れを取ろう。

「汚い顔やのう!真っ黒と云うか、赤黒いぞ!」

「垢黒い?人の事を言えるんか、鏡を見てみぃ!」

「君達、もっと垢染みっく(アカデミック?)な話が出来んか!」

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