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古い記憶を辿って登る百丈岩

トッチャンから百丈岩に行きたいとメールが来た。仕事は有るが昼頃なら何とかなる、コッチャンにも連絡して、大急ぎで仕事を片付けて車に飛び乗った。

022この顔触れで百丈岩を登るのは何十年振りだろうか、若かった昔々の話、福知山線が電化されていない頃だった、SLの煙りに咽せながらも通ってきたものです。(不動岩のテラスから眺めた武庫川沿いを煙りを棚引かせて走るSLは絵になる風景でした)

当時はこの岩峰に魅せられて多くの若いクライマーが挑んでいました。そんな懐かしい岩場への訪問となった。

麓の茶店は立派な2階建てになっていて、有料駐車場が出来ています。(一日500円でした)

驚いた事に、あの狭く暗かった川沿いの道は雑木林も伐採され、ダンプが行き交っています。この辺りがルートとなった新名神高速道路の橋脚工事が進んでいるのだ。公共事業は凍結されたのではなかったのでは、開通すれば車窓から百丈岩が真横に見えるだろう。

016 中央ルンゼを登って眺める百丈岩中央壁です。

余りに久し振りなので偵察がてら、沢筋を下部岩壁や、その奥までウロウロと見て回った。出迎えてくれたのはマムシとヤマカガシだけ。

取りあえず大急ぎで行動食を摂り、中央バンドに上がって登攀準備に掛かります。

周囲のルートを目で追って行けば、記憶が少し戻ってきました。

「中央壁ってホールドは豊富に有るけど浮石が多かったよなァ」

017_2 懐かしそうに壁を見上げるコッチャンです。

「相変わらずガサガサの壁やのう、今も中央壁は登ってるの?」

P9130009「昔はよう登ったもんやね、ホンマに懐かしいわ!」

下部をトラバースして東壁側に向かいます。

P9130010 「何処を登ろかなァ、ここも面白そうやしなァ、迷うね」

昔の記憶を辿りながら考えております。003 東壁に到着し、トッチャンがリードで登攀開始。

P9130017001 「ここは東稜と思うけど、どうやろか?」

「さァ、俺もそう思うけど、何処でも良いやんか、登ろうや」

007 ステルスC4のソールを貼った5.10シューズを初めて履いたコッチャンです。

「何じゃ、この靴は!岩に吸い付くでぇ、凄いなァ!魔法の靴や」

「そうや、靴が登るんや、アプローチシューズでこれやから、クライミングシューズはもっと凄いよ」

P9130021_2 「誰や!このクソ暑い日にクライミングしようと云った奴は!」

残暑を通り越して真夏並みです。岩の照り返しも半端じゃない、汗が滝のように流れ目に入るし、手の平もビッショリと濡れています。

P9130025 この辺りまで上がれば風が吹き抜けて少しは涼しく感じる。

013 「早よ、写真撮れや!ポーズを決めてるからな」

ご機嫌で岩稜を登って行くコッチャンでした。

P9130026「水を呉れや!水、水・・・・」

今日の気温は32℃との予報が出ておりました。湿度も高く、最悪のコンディションでも頑張っております。

P9130036001 懸垂下降はブッシュに絡みそうなのでザイルダウンせず、肩からループしたザイルを手繰り出しながら下降しています。

P9130038 「もうアカン!脱水症状じゃ、疲れたわ」

年寄りには過酷な状況下でのクライミングでした。

「今回は下見やからね、涼しくなったら昔の様に、もっと大勢で来ましょうや、楽しいでぇ」

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